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眉下切開についての形成外科医のつぶやき
2020.10.11ドクターブログ
こんにちわ
レジュバドクターズの形成外科のSです。
本日は眉下切開について形成外科医の観点からお話します!
・眉下リフト
・眉下切開
など巷では色んな言い方をされていますが、
これは
眉下の余剰な皮膚を切除し、瞼にかかる重さや皮膚のたるみを取ることです。
私達は年齢と共に皮膚が弛緩して行きます。
いわゆる「たるみ」ですね。
皮膚だけではなくその奥にある筋肉、骨も萎縮して、たるんでくるわけです。
このような現象は目の周囲にももちろん起こり、年齢と共に、、
「はっきりした二重だったのに、皮膚が被さってきて二重幅が狭くなってきた・・」
なんてことになるわけです。
このような方に、眉下切開の適応があります。
眉下切開をすると、
整容的に埋もれていた二重のラインがはっきりすること
機能面でも瞼の重さが取れて、開瞼(目を見開くこと)が楽に行えるため、肩こりや頭痛が改善するなど、
整容面以上の効果があります。
ここで一つ、知っておくべきこととして
眉毛直下の皮膚の厚みと、二重のラインの皮膚の厚み(まつげ側のまぶたの皮膚の厚み)は
違う
ということです。
ここが非常に重要でして、
二重のラインで皮膚を切除すると、
眉毛下の厚い皮膚がまつ毛近くの薄い皮膚に乗っかり、
その重さに耐えきれなくなったまぶたの皮膚は余計たるみます。
ほんのわずかだけ二重のラインで皮膚を切除する分にはいいのですが、
たくさん取ると、たるみを取るはずが、余計にたるみます
適切ではない治療を受けて、余計にまぶたがたるんでしまった方を見ることがあり、とても心苦しいです・・
まぶたの重さ(目が開けにくいなど)を感じた時の治療の適応の順番としては・・
眼瞼下垂の診断の有無を受けた後で(ここがまず重要、眼瞼下垂については今後お話したいと思います・・)
真の眼瞼下垂ならば挙筋前転術(まぶたを上げる筋肉のたるみを改善する手術)、
真の眼瞼下垂ではなく(挙筋機能はしっかりしている)、
皮膚のたるみによるまぶたの重さであれば眉下切開が良いです。
一重の方はまぶたに折り込み(fold)を作る埋没法と、眉下切開を組み合わせても良いと思います
くれぐれも最初から二重のラインで皮膚を切除することは絶対に反対です
おっと、これは
挙筋前転をする前の私のまぶたですが
皮膚がたるんで、まつ毛にかかっているのがわかりますね恐ろしや・・
メリットばかり述べましたが、
眉下切開のデメリットを知っておく必要があります
眉下切開のデメリットとして
・傷跡が残る
・内側の皮膚のたるみは取りにくい
・眉毛の位置が変わることがある
などがあります。
第一に傷跡を受け入れられるかが重要です
どんなに目立たないようにデザインし、綺麗に縫っても
傷跡は必ず残ります
女性の場合は化粧やアートメイクで隠せますが、
男性は隠せないため、傷跡が残ることをしっかり理解しておく必要があります。
また眉毛を上げる癖がある方は、眉下切開をしても再度皮膚がたるんでくる可能性は高いです。
印象をガラリと変えずに、品良く、目元の若返りをしたいなと思うならば、眉下切開はお勧めです。
もちろん、適応がありますので、その判断は我々レジュバドクターズがしっかり行います
どうぞお気軽にご相談くださいね
絵・文責:レジュバドクターS
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