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ドクター解説

【産婦人科医/DrTanakaのつぶやきの部屋】第7回 テーマ ”今どきの産後ケア”

【産婦人科医/DrTanakaのつぶやきの部屋】第7回 テーマ ”今どきの産後ケア”

【産婦人科医/DrTanakaのつぶやきの部屋】コラム
第7回🌺
【今どきの産後ケア】をテーマに✨
No.3は
妊娠・出産で変わった肌と身体
― 美容医療でできること ―

妊娠・出産を経験すると、身体にはさまざまな変化が起こります。

「乳輪やデリケートゾーンの色が濃くなった」「お腹に妊娠線が残った」「産後、お腹の皮膚がなんとなくたるんだ」「授乳後に胸のハリがなくなった」など、出産後になって初めて気になることも少なくありません。

こうした変化の多くは病気ではありません。日常生活でできるケアを取り入れながら経過をみても気になる変化が残る場合には、美容医療を選択肢の一つとして考えることもできます。

■ 妊娠中に起こる色素沈着
妊娠中はホルモンの影響によってメラニンの産生が増え、乳輪や乳頭、外陰部、鼠径部などの色が濃くなることがあります。
出産後、ホルモンの状態が戻るにつれて自然に薄くなることもありますので、まずは経過をみます。

一方で、時間が経っても色素沈着が残り、気になることもあります。そのような場合には、部位や皮膚の状態を確認したうえで、
“ミラノリピーリング”や-ルメラ-など色素沈着に対する美容治療や
“シスペラ”等のホームケアもご提案できることもあります。

■ 妊娠線や産後のお腹の変化
妊娠によって皮膚が急速に伸びると、真皮の組織に変化が起こり、妊娠線(ストレッチマーク)が生じることがあります。
時間とともに赤みは薄くなりますが、一度できた妊娠線を完全に戻すのは難しいです。

また、出産後に体重が戻っても、「お腹の皮膚のシワやたるみが気になる」と感じる方もいます。
こうした妊娠線や皮膚の質感の変化に対しては、保湿などの日常的なケアを続けながら経過をみていきます。そのうえで、状態によっては✴︎Morpheus8(モフィウス8)✴︎
のようなマイクロニードルRF治療をご提案できる場合もあります。

産後だからとすぐに治療を始めるのではなく、日常生活でできるケアを取り入れたうえで、残った悩みに必要な治療を選んでいきます。

■ 授乳後の乳房の変化も自然なことです
妊娠中から授乳期にかけて乳腺は大きく発達しますが、授乳を終えると徐々に縮小していきます。
そのため、妊娠前と比べて「胸のボリュームが減った」「上の部分がそげたように見える」「以前よりハリを感じなくなった」と感じる方もいます。

乳頭や乳輪の大きさや形、色調についても、妊娠・授乳を経て変化することがあります。
これらも妊娠・出産に伴う自然な変化の一つです。見た目だけでなく、ご本人がどの部分を気にされているのかを確認しながら、必要に応じてケアを考えていきます。

■ 次の妊娠を考えている方へ
産後は月経周期や排卵の状態も妊娠前とは変化します。
授乳の有無や年齢、月経再開の時期などによって、その後の妊娠のタイミングも異なります。第二子、第三子を希望される場合には、次の妊娠までに身体の状態を整えておくことも大切です。

「月経が再開したけれど周期が安定しない」「次の妊娠はいつ頃から考えればよい?」「妊娠前に確認しておいた方がよいことは?」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

✦ 産後の身体と向き合うために ✦

産後の身体は、無理に「妊娠前に戻す」必要があるものではありません。
妊娠線も、色素沈着も、乳房やお腹の変化も、妊娠・出産という大きな出来事を乗り越えてきた身体の一つの証です。それは、ある意味では出産を経験した身体の勲章ともいえるのかもしれません。
赤ちゃんを優先する毎日の中で、自分のことはどうしても後回しになりがちです。だからこそ、少し生活が落ち着いたときには、自分自身の身体にも目を向け、いたわってあげてほしいと思います。
そのままの変化を受け入れるのも一つの選択ですし、「ここだけは少し整えたい」と思ったときにケアを取り入れるのも一つの選択です。

誰かのためではなく、自分自身が心地よく過ごすために。
日常生活で取り入れられる体操やケアを行い、症状やお悩みに応じて、必要な治療の選択肢をご提案します。

産後の身体の変化に寄り添いながら、その方に合ったケアを一緒に考えていければと思います😊✨

アンチエイジング治療&美容婦人科の
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