OMOTESANDOREJUVAMEDICAL CLINIC
Doctorsドクター紹介
Treatments施術メニュー
Concernsお悩みから探す
Cases症例
Campaignキャンペーン
Gynecology婦人科形成
Articleコラム
Locationアクセス
English英語サイト
Price料金Online StoreオンラインストアVIP BOOKINGEN
EN予約
← コラム一覧に戻る
ドクター解説2026.05.30

日本美容外科学会2026 Skin Rejuvenation の最新の定義とは

日本美容外科学会2026 Skin Rejuvenation の最新の定義とは

先日、日本美容外科学会2026に参加してまいりました。
今回の学会では、美容外科手術から美容皮膚科、術後トラブルのマネジメントまで非常に幅広いセッションが行われており、美容医療がますます総合的なアンチエイジング医療へ進化していることを改めて実感しました。

その中でも今回ご紹介するのは、スキンリジュビネーション(Skin Rejuvenation)と高周波治療をはじめとするEnergy Based Device(EBD)に関するセッションです。

老化は「皮膚だけ」の問題ではない
顔の老化は以前から、

  • 骨の萎縮

  • 脂肪の萎縮と下垂

  • 筋肉の拘縮

  • 皮膚の弾力低下

など、顔の全層で起こる変化として理解されてきました。
実際、加齢による顔貌変化は単純に皮膚だけの問題ではなく、骨・脂肪・筋肉・皮膚が複雑に関与しています。
さらに近年では、靭帯(retaining ligament)の変化や皮膚そのものの再生能力の低下も老化に大きく関与していることがわかってきています。
つまり現在の美容医療は、単にシワを伸ばしたりボリュームを補うだけではなく、「組織全体をいかに若々しい状態へ導くか」という考え方へ進化しています。

注目されている「線維芽細胞の老化」
近年の研究で特に注目されているのが、真皮線維芽細胞(Dermal Fibroblast)の老化です。
線維芽細胞はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを産生し、肌のハリや弾力を維持する重要な細胞です。
若い皮膚では線維芽細胞が活発に働き、組織修復やコラーゲン産生が正常に行われています。
しかし加齢や紫外線、慢性炎症、酸化ストレスなどによって線維芽細胞は「老化細胞(Senescent Cell)」へと変化します。
老化細胞は単に働かなくなるだけではありません。
炎症性サイトカインや組織分解酵素を放出し続け、周囲の組織環境そのものを老化させてしまうことが知られています。これはSASP(Senescence Associated Secretory Phenotype)と呼ばれる現象です。 (Frontiers)

最新研究から見えてきた皮膚老化のメカニズム
2025年に発表されたレビュー論文
「Recent Advances in Dermal Fibroblast Senescence and Skin Aging: Unraveling Mechanisms and Pioneering Therapeutic Strategies」
では、皮膚老化の中心的な要因として線維芽細胞老化が詳しく解説されています。 (PubMed)
この論文では、

  • DNA損傷

  • ミトコンドリア機能障害

  • 酸化ストレス

  • テロメア短縮

などが線維芽細胞老化を引き起こすことが示されています。 (Frontiers)
さらに老化した線維芽細胞は、

  • コラーゲン分解酵素(MMPs)の増加

  • 慢性炎症

  • ECM(細胞外マトリックス)の破壊

  • 周囲細胞の老化促進

を引き起こし、皮膚全体の老化を加速させると考えられています。 (Frontiers)
つまり老化とは単純に「コラーゲンが減る」という現象ではなく、
「老化した細胞が周囲環境まで老化させる現象」
として捉えられるようになってきています。 (Frontiers)
ECM(細胞外マトリックス)の重要性
近年さらに重要視されているのがECM(Extracellular Matrix:細胞外マトリックス)です。
ECMとは、

  • コラーゲン

  • エラスチン

  • ヒアルロン酸

  • プロテオグリカン

などによって構成される、細胞を取り囲む「環境」のことです。
線維芽細胞はこのECM環境の中で働いています。
そのため、ECMが加齢によって断片化し環境が悪化すると、線維芽細胞そのものの機能も低下してしまいます。
近年では、
「ECM環境の悪化が線維芽細胞老化をさらに促進する」
という考え方も提唱されています。 (MDPI)
つまり肌を若返らせるためには、
単にコラーゲンを増やすだけではなく、
「線維芽細胞が働きやすい環境を整えること」
が非常に重要なのです。
肌育製剤と高周波治療の役割
今回の学会でも繰り返し議論されていたのが、
「いかに細胞環境を改善するか」
というテーマでした。
近年注目されている肌育製剤は、単なる保湿やボリューム補充ではなく、

  • ECM環境の改善

  • 線維芽細胞活性化

  • 組織再構築

を目的とした治療として位置付けられています。
また、高周波(RF)治療をはじめとするEnergy Based Deviceも、熱刺激による創傷治癒反応を利用し、

  • コラーゲン再構築

  • ECMリモデリング

  • 組織修復

を促進することがわかっています。
つまり現在のスキンリジュビネーションは、

  • 老化細胞による悪影響を減らす

  • 線維芽細胞が働きやすい環境を作る

  • ECMを健全化する

  • コラーゲンを再構築する

という方向へ進化しています。
「何を入れるか」から「どんな環境を作るか」へ
美容医療は長らく、
「失われたものを補う」
という考え方が中心でした。
しかし現在は、
「細胞が本来の能力を発揮できる環境を整える」
という方向へ大きくシフトしています。
今回の学会でも、Skin RejuvenationやSkin Longevityという考え方が非常に多く語られていました。
今後は単純なボリューム補充だけではなく、
肌育製剤や高周波治療を組み合わせながら、
細胞・ECM・組織環境そのものを若返らせていく治療がさらに重要になると感じています。
自然で健康的な若返りとは、単にシワを消すことではなく、
「細胞が健やかに働ける環境を再構築すること」
なのかもしれません。
今回の学会で学んだ最新知見を今後の診療にも活かしながら、患者様一人ひとりに合わせたSkin Rejuvenationをご提案していきたいと思います。

ご予約はお電話もしくはLINEから!
表参道レジュバメディカルクリニック
TEL: 03-6434-7323
LINE@rejuva

← コラム一覧に戻る

関連するコラム

日本美容外科学会2026 Skin Rejuvenation の最新の定義とは
ドクター解説

日本美容外科学会2026 Skin Rejuvenation の最新の定義とは

実は奥が深いレーザー その③
ドクター解説

実は奥が深いレーザー その③

PRP vs Exosome vs Polynucleotide: Which Regenerative Treatment Is Right for Your Skin?
ドクター解説

PRP vs Exosome vs Polynucleotide: Which Regenerative Treatment Is Right for Your Skin?

OMOTESANDOREJUVAMEDICAL CLINIC

〒107-0062

東京都港区南青山3-7-19

TEL: 03-6434-7323

診療時間: 月〜土 9:00-18:00

休診日: 日曜日

Dr. RENAClinic OfficialCampaign

クリニック

  • Concept
  • ドクター紹介
  • アクセス

施術メニュー

  • 再生医療
  • 顔の施術
  • 体の施術
  • for MEN

情報

  • 症例写真
  • Blog & News
  • よくある質問
  • お問い合わせ・ご予約
  • プライバシーポリシー
  • 未承認医薬品等のご案内

当院の再生医療・安全への取り組み

表参道レジュバメディカルクリニックでは、患者様に安全で質の高い美容医療を提供するため、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」を遵守しております。 当院の治療計画は、特定認定再生医療等委員会(または認定再生医療等委員会)の厳格な審査を経て、厚生労働省(地方厚生局)へ提出し、届出が完了しております。 当院では、「第2種(培養細胞)」および「第3種」の双方において再生医療等提供計画の届出を行っており、法に定められた安全基準を満たした体制で治療を行っています。

【第2種再生医療等】

  • 提供計画名:自家培養真皮線維芽細胞を用いた皮膚再生治療
  • 計画番号:PB320016
  • ※現在、真皮線維芽細胞移植は認定医(平田院長)のみが施術可能なため、ご予約枠を制限しております。

【第3種再生医療等】

  • 提供計画名:自己多血小板血漿を用いた皮膚再生治療(PRP/ACRS等)
  • 計画番号:PC3200161
  • ※法第20条第1項の規定に基づき、再生医療等の提供状況を定期報告しています。

© 2026 Rejuva Medical Clinic. All rights reserved.

表参道の美容皮膚科・再生医療・エイジングケア