OMOTESANDOREJUVAMEDICAL CLINIC
Doctorsドクター紹介
Treatments施術メニュー
Concernsお悩みから探す
Cases症例
Campaignキャンペーン
Gynecology婦人科形成
Articleコラム
Locationアクセス
English英語サイト
Price料金Online StoreオンラインストアVIP BOOKINGEN
EN予約
← コラム一覧に戻る
ドクター解説2026.06.01

ECM(hADM)製剤は次世代の肌育治療となるのか?

ECM(hADM)製剤は次世代の肌育治療となるのか?

先日、SkinPlusのラウンドテーブルに参加し、韓国・日本の先生方とECM(Extracellular Matrix:細胞外マトリックス)製剤についてディスカッションする機会がありました。
近年、美容医療において「肌育治療(Skin Booster)」は大きなトレンドとなっています。
これまでの肌育治療は、ポリヌクレオチド(PN)、PDRN、アミノ酸、ヒアルロン酸、各種ペプチドなどを用いて線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチン産生を促進することで肌質改善を目指すものが主流でした。
しかし近年、老化研究の進歩によって、肌の老化は単に細胞機能の低下だけでは説明できないことが分かってきています。
老化は「細胞」だけではなく「環境」の問題
近年の研究では、皮膚老化において重要なのは線維芽細胞そのものだけではなく、細胞を取り巻く微小環境(microenvironment)であることが明らかになってきました。
加齢に伴い、
・コラーゲン線維の断裂
・エラスチンの変性
・慢性炎症の増加
・老化細胞(Senescent cells)の蓄積
・ECM(細胞外マトリックス)の劣化
が進行し、線維芽細胞が本来の機能を発揮できなくなります。
Liらは2024年のレビューにおいて、皮膚老化の中心的な要因として線維芽細胞老化とECMの変化を挙げており、今後のアンチエイジング治療は細胞そのものだけでなく、細胞環境の改善が重要になると述べています。
ECM(hADM)製剤という新しいアプローチ
最近韓国で注目されているECM(hADM)製剤には、
・Re2O
・CellRedm
・SkinPlus
などがあります。
これらは従来の肌育製剤のように細胞を刺激するだけでなく、細胞が存在する「足場(scaffold)」となるECM環境そのものを補うという発想に基づいています。
美容医療の世界でも、
「How can we improve the cellular environment?」
という考え方が少しずつ広がってきています。
これは私が近年興味を持っているSkin Longevity(肌寿命)の考え方とも非常に近いものです。
実際に自分でも受けてみました
私は新しい治療を導入する際、可能な限り自分自身で体験するようにしています。
今回SkinPlusを1回受けてみましたが、約3週間経過した現在、
・肌のハリ感
・ツヤ感
・引き締まり感
について一定の改善を感じています。
ただし、この治療を正しく評価するには複数回の施術と長期経過の観察が必要だと考えています。
なぜ慎重なのか
韓国で非常に人気がある治療だからといって、すぐに導入するつもりはありません。
ECM製剤は比較的新しいカテゴリーであり、
・適切な希釈方法
・濃度設定
・注入深度
・注入量
・注入手技
によって結果や安全性が大きく変化する可能性があります。
特に結節(nodule)形成などのリスクについては十分な注意が必要だと考えています。
5年前の私なら新しい治療をすぐ導入していたかもしれません。
しかし現在は、
「最新であること」
よりも、
「安全に再現性高く結果を出せること」
を重視しています。
IMCAS Parisでご一緒した先生方との再会
今回のラウンドテーブルでは、IMCAS Parisでご一緒に発表したDr. Choi先生、Dr. Bae先生とも再会することができました。
SkinPlusに関する豊富な臨床経験や安全性に関する考え方を共有していただき、大変有意義な時間となりました。
今後も国内外の経験豊富な先生方から学びながら、安全性の高いプロトコルを継続的にアップデートしていきたいと思います。
まとめ
ECM製剤は、これまでの「細胞刺激型の肌育」から、「細胞環境改善型の肌育」へと進化する可能性を秘めています。
一方で、まだ新しい治療領域であり、長期データや最適なプロトコルについては今後さらに検証が必要です。
美容医療において本当に大切なのは、
「新しい治療を導入すること」
ではなく、
「患者様に安全で再現性の高い結果を提供すること」
だと私は考えています。
今後も最新の知見を学びながら、患者様にとって本当に価値のある治療を見極めていきたいと思います。

【

国際美容外科学会IMCASパリ以来の再会でした
Dr.Choiのご発表
Dr.Baeのご発表

院長 平田玲奈

ご予約はお電話もしくはLINEから!
表参道レジュバメディカルクリニック
TEL: 03-6434-7323
LINE@rejuva

← コラム一覧に戻る

関連するコラム

ECM(hADM)製剤は次世代の肌育治療となるのか?
ドクター解説

ECM(hADM)製剤は次世代の肌育治療となるのか?

光がもたらす、さまざまな効果について
ドクター解説

光がもたらす、さまざまな効果について

「糸リフト×ACRS(自己血清)再生医療」で叶える 切らない骨格アプローチと根本肌育コンビネーション  〜 たるみ改善とハリ再生を同時に引き出す、表参道レジュバの構造美デザイン 〜
ドクター解説

「糸リフト×ACRS(自己血清)再生医療」で叶える 切らない骨格アプローチと根本肌育コンビネーション 〜 たるみ改善とハリ再生を同時に引き出す、表参道レジュバの構造美デザイン 〜

OMOTESANDOREJUVAMEDICAL CLINIC

〒107-0062

東京都港区南青山3-7-19

TEL: 03-6434-7323

診療時間: 月〜土 9:00-18:00

休診日: 日曜日

Dr. RENAClinic OfficialCampaign

クリニック

  • Concept
  • ドクター紹介
  • アクセス

施術メニュー

  • 再生医療
  • 顔の施術
  • 体の施術
  • for MEN

情報

  • 症例写真
  • Blog & News
  • よくある質問
  • お問い合わせ・ご予約
  • プライバシーポリシー
  • 未承認医薬品等のご案内

当院の再生医療・安全への取り組み

表参道レジュバメディカルクリニックでは、患者様に安全で質の高い美容医療を提供するため、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」を遵守しております。 当院の治療計画は、特定認定再生医療等委員会(または認定再生医療等委員会)の厳格な審査を経て、厚生労働省(地方厚生局)へ提出し、届出が完了しております。 当院では、「第2種(培養細胞)」および「第3種」の双方において再生医療等提供計画の届出を行っており、法に定められた安全基準を満たした体制で治療を行っています。

【第2種再生医療等】

  • 提供計画名:自家培養真皮線維芽細胞を用いた皮膚再生治療
  • 計画番号:PB320016
  • ※現在、真皮線維芽細胞移植は認定医(平田院長)のみが施術可能なため、ご予約枠を制限しております。

【第3種再生医療等】

  • 提供計画名:自己多血小板血漿を用いた皮膚再生治療(PRP/ACRS等)
  • 計画番号:PC3200161
  • ※法第20条第1項の規定に基づき、再生医療等の提供状況を定期報告しています。

© 2026 Rejuva Medical Clinic. All rights reserved.

表参道の美容皮膚科・再生医療・エイジングケア